ほたる出現、西・東日本では例年並~早い予想 暖冬が影響か(ウェザーニュース)

 現在、西日本や東日本の太平洋側を中心にほたるが出現しています。 今後は、西日本や東日本では5月下旬までに飛び始め、5月中旬~6月上旬に出現ピークを迎える予想です。

西・東の出現は例年並~早い見込み

 ほたるは、冬の終わり頃~春の気温が高いほど飛び始める時期も早くなります。

 今年の4月は一時的に寒気が南下して寒い日があったものの、冬~春の期間を通してみると寒気の南下は弱く、平年よりも暖かい日が多くなりました。今後、5月は高気圧に覆われて引き続き平年よりも暖かくなる予想ですが、北日本で飛び始める6月の梅雨時期の気温は平年並となる見込みです。

 このため、ほたるの出現傾向は、西日本や東日本では例年並~早く、北日本は例年並の予想です。

 現在、西日本や東日本の太平洋側を中心にほたるが出現しています。今後は、西日本や東日本では5月下旬までに飛び始め、5月中旬~6月上旬に出現ピークを迎える予想です。北日本では6月上旬~7月上旬に飛び始め、6月中旬~7月中旬に出現ピークを迎える見通しです。

 西日本や東日本で早くほたるが出現するところは、ピーク時期のほたるの数が分散されてしまうため、ピーク時期の飛翔数は例年に比べるとやや少なくなる可能性があります(場所や当日の天気によって変わることがあります)。

 また、ほたるの出現は気象的な要因だけでなく、卵や幼虫が生育する川の環境の影響も受けます。川が増水すると卵や幼虫が流されてしまうことがあり、昨年の台風などで洪水があった地域では、今年のほたるの出現数が減少する可能性があります。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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