ア、ヤッサヤレヤレヤレ 太鼓総見でバチさばき披露 小倉祇園太鼓

西田慎介

 3年ぶりに開催されている国の重要無形民俗文化財「小倉祇園太鼓」は16日、北九州小倉北区小倉城大手門前広場で「太鼓総見」が始まった。新型コロナウイルス対策で、これまでのメイン行事「競演大会」と「据え太鼓競演会」を模様替えした。鉦(かね)の音と「ア、ヤッサヤレヤレヤレ」のかけ声にあわせて響く太鼓。この日は中学生以下による少年の部があり、20を超える団体が次々にバチさばきを披露した。

 1日の「太鼓台開き」以降、小倉の町は各所で太鼓と鉦の音が響き、夏の到来を告げている。「打ち納め」となる17日の総見は大人の部で、午後4時に始まり30団体が出場する。(西田慎介)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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