インスリン投与し夫を殺害未遂容疑 看護師の妻、否認

 夫に血糖値を下げる薬剤を投与して殺害しようとしたとして、大阪府警は29日、大阪市西成区南津守4丁目の元病院勤務の看護師で無職の向井静香容疑者(48)を殺人未遂の疑いで逮捕し、発表した。「やっていません」と容疑を否認しているという。

 捜査1課によると、向井容疑者は昨年4月24日午前8時半ごろ~午後7時15分ごろの間に、自宅で建設業の夫(51)にインスリンなど血糖値を下げる薬剤を投与して、殺害しようとした疑いがある。向井容疑者は当時、看護師として病院に勤めていた。低血糖性脳症に陥った夫は意識を失ったまま、現在も入院中という。

 向井容疑者は府警に対し、一緒に自宅にいた夫が当日午前10時ごろに食事をした後、眠り始め、夜になっても反応がなかったため、119番通報したと説明している。搬送先の病院から「低血糖になった理由がわからない」と府警に通報があり、調べていた。

 向井容疑者は昨年10月、朝日新聞の取材に「警察に疑われるようなことをした覚えはない」と話していた。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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