インフルエンザ、全国で流行期入り 昨年より4週間早く

 厚生労働省は15日、インフルエンザが全国的に流行期に入ったと発表した。昨年と比べて4週間早く、1999年に今の方法で統計を取り始めてから2番目に早い。専門家は早めにワクチン接種するほか、マスクの着用やこまめな手洗いなどの対策をとるよう呼びかけている。

 厚労省によると、直近の1週間(4~10日)に全国約5千の医療機関から報告された患者数の平均は1・03人で流行期入りの目安となる1・00人を超えた。都道府県別で最も患者数が多いのは沖縄で4・45人。次いで、鹿児島(2・66人)、青森(2・48人)、長崎(2・31人)、福岡(2・03人)が続いた。1・00人を超えたのは東京(1・11)や神奈川(同)を含む18都道県だった。大阪は0・46人、兵庫は0・25人など地域差も目立った。

 直近5週間に検出された全国の…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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