オスプレイの佐賀配備計画、防衛局が駐屯地予定地の買収額示す

 佐賀空港への陸上自衛隊オスプレイ配備計画をめぐり、九州防衛局駐屯地建設予定地の地権者に、土地の買収価格を郵送で提示した。受け取った地権者によると、提示価格は1平方メートルあたり6031円だったという。売却には応じないとする地権者もおり、今後の土地取得交渉は曲折も予想される。

 九州防衛局が駐屯地建設予定地として取得を目指している民有地は31ヘクタール。南川副漁協(現在は合併して、県有明海漁協南川副支所)が県から払い下げを受けた土地で、地権者は組合員が約150人、すでにノリ漁をやめたなどの非組合員が約100人の計約250人。内規で土地の管理運営には管理運営協議会があたり、土地使用の際には協議会会員の同意を得ることとなっている。

 南川副支所によると、各地区の代表者で構成する協議会の総代会で方向性を協議し、臨時総会を開く意向だが、日程などは未定。

 九州防衛局は2021年、一…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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