オホーツク海に流氷シーズンがきた 真っ白な海原を航行

 北海道東部、オホーツク海沿岸に流氷シーズンが到来した。26日に「流氷接岸初日」が発表された紋別市では、観光客を乗せた流氷砕氷船が真っ白な海原を割りながら航行した。網走市沖にも流氷は押し寄せ、能取(のとろ)岬からは流氷の奥に知床連山が鮮やかに見えた。

 「流氷接岸初日」は、流氷が陸地に達して船が航行できなくなった日。紋別市では市が独自に観測しており、昨年に比べて13日、平年より11日早い。網走市では網走地方気象台が観測しており、まだ「流氷接岸初日」には至っていない。

 札幌管区気象台によると、流氷は一部で宗谷海峡から日本海に流れ出ているほか、知床半島を回って根室海峡にも流れ込んでいる。今後1週間、オホーツク海沿岸の広い範囲に接岸する見込みという。(神村正史)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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