カッターナイフ突きつけた教諭を停職6カ月 千葉市教委

 千葉市花見川区の市立中学校の男性教諭(29)が、刃の出たカッターナイフを男子生徒2人に突きつけた問題で、市教育委員会は20日、この男性教諭を停職6カ月、男性校長(58)を減給1カ月(10分の1)のいずれも懲戒処分とし、発表した。

 市教委によると、教諭は1月8日、1年生の教室の窓枠に「令和 元年度」と鋭利なもので傷つけたとみられる落書きがあったことを指導する際、学級のラジオカセットレコーダーの修理に使っていたカッターナイフの刃を6~7センチ出した状態で生徒の首近くに向けた。その後、手で回しながら、別の生徒に近づいて刃を向けて話を続けた。

 教諭はカッターナイフを向けたことについて「危険な物は使い方を間違ってはいけないと教えるためで、インパクトの強い物を持って真剣に考えてもらわなければいけないと考えた」と話しているという。

 磯野和美(かずよし)・市教育長は「恐怖を与える行為は絶対にあってはならないことで誠に残念。おわび申し上げます」とコメントした。(寺崎省子)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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