キトラ古墳の天文図公開へ 高松塚の飛鳥美人も 9月に

 奈良県明日香村のキトラ古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)に描かれた国宝壁画の「天文図」と「白虎」が9月21日から、村内の「キトラ古墳壁画体験館 四神(しじん)の館」で公開される。10月20日まで。

 天文図は世界最古の本格的な星図とされる。石室の天井石に350個以上の金箔(きんぱく)を貼り付け、朱線でつなぐことで70個以上の星座を表現している。

 無料。事前予約制。8月25日までに事務局ホームページ(http://www.kitora-kofun.com)か往復はがき(当日消印有効)で申し込む。問い合わせは事務局(06・6281・3060)。

 近くの高松塚古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)の国宝壁画も、9月21~27日に村内の仮設修理施設で公開される。西壁女子群像(飛鳥美人)などを通路から窓ガラス越しに見学できる。無料。事前予約制。8月25日までに事務局ホームページ(http://www.takamatsuzuka-kofun.com)か往復はがき(当日消印有効)で申し込む。問い合わせは事務局(06・6281・3040)。(田中祐也


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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