クラスター発生した大宮の「夜の街」、嘆きが漏れる実情

 飲食店や風俗店がひしめく埼玉県内随一の歓楽街、さいたま市の大宮駅東口の通称「南銀」。この一角にあるキャバクラ店で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した。店名が公表された6月29日夜、周辺を訪ねると、コロナ禍による客足の減少に苦しむ様子とともに、感染防止の難しさもうかがわせた。

「顔を隠しちゃったら…」

 市が公表したのは「クラブグランデ」。雑居ビル2階の同店はシャッターが下り、前の通路を人が通る気配もない。同じ階にあるキャバクラ店の受付の男性も手持ちぶさただった。「客が戻ってこない」と嘆く。

 南銀の関係者らによると、コロ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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