クリスマスにかけて前回以上の大雪か 気象庁、国交省が緊急発表

宮野拓也

 22日から26日にかけて広い範囲で大雪となる恐れがあるとして、気象庁国土交通省は21日、大雪に関する緊急発表を行った。大雪となった場合に不要不急の外出を控え、やむを得ず車を運転する際は冬用タイヤの装着を徹底するよう呼びかけた。

 強い冬型の気圧配置になり、北日本から西日本の日本海側と太平洋側の山沿いを中心に大雪となり、太平洋側の平地でも雪が積もる可能性がある。警報級の雪が降る可能性があるのは22日から25日、北海道から九州北部にかけて。島根県では、22日夕方から警報級となる可能性がより高い。

 17日からの大雪では新潟県で車両の立ち往生が発生した。気象庁気象監視・警報センターの加藤廣所長は「22日からはさらに強い寒気が流れ込み、大雪の範囲が広く、期間も長い。危機感を前回より強く持っている」と話した。

 23日午後6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で、北陸70~90センチ▽中国50~70センチ▽東海40~60センチ▽東北・近畿30~50センチ▽北海道・四国・九州北部20~40センチ▽関東甲信・九州南部10~20センチ。24日午後6時までの24時間もおおむね同程度か、さらに多くの降雪が予想される。すでに雪が積もっている地域では雪崩への注意が必要という。(宮野拓也)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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