クルーズ船で新たに43人感染確認 死者は計345人に

 国内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は、24日午後11時15分現在で433人だった。死者は17人増え、計345人となった。

 長崎県は、長崎市に停泊中の大型クルーズ客船コスタ・アトランチカ(乗員623人)で、新たに乗員43人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。船内の感染者は計91人となった。乗客はいない。

 客船はイタリアのコスタクルーズ社が運航。中国で予定していた修繕工事が新型コロナウイルスの影響でできなくなり、2月20日から3月25日まで長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼(こうやぎ)工場で修繕を受けた。その後の試運転などを経て、再び停泊を続けていた。

 東京都では50~80代の6人の死亡が新たに確認された。このうち4人は永寿総合病院(台東区)の入院患者という。

 横浜市では、旭区の聖マリアンナ医科大横浜市西部病院で、新たに看護師1人と患者2人の感染を確認。同病院での感染は医師ら計8人になった。

 千葉県松戸市の千葉西総合病院では、80代以上の入院患者男女2人、20代の女性看護師2人の計4人が感染した。

 富山市では市内に住む10歳未満の男児が感染。市によると、男児は21日に感染が判明した市内に住む80代女性のひ孫という。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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