コロナで外出自粛、でも電話で話そう お年寄りを健康に

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出を控える動きが続いています。しかし、お年寄りの場合、家に閉じこもることで身体が顕著に衰えていきます。防ぐにはどうすればいいのか。日本老年医学会理事で東京大学教授の飯島勝矢さん(老年医学)に注意点を聞きました。

 テレビばかり見ている、誰かと話すこともない――。そんな日々を続けていると筋肉が減り、フレイル(虚弱)が進みます。免疫力や抵抗力、体の回復力も落ちます。「2週間の寝たきりにより失う筋肉は7年分に失われる量に匹敵する」とも言われます。

 まず、動かない時間を減らすことが大切です。家の中でできることもいろいろあります。立ったり座ったり。足踏みをするなどちょっとした運動も有効です。ラジオ体操やスクワットをして筋肉を刺激する、関節が固まらないようストレッチをするのも良いでしょう。人混みは避けたほうがいいですが、天気の良い日には散歩もおすすめです。

 動かないと食が細くなりがちで…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment