コロナの死者、4日連続の100人超 重症者数は減少

 新型コロナウイルスの国内感染者は5日午後8時半現在で、新たに2373人が確認された。死者の発表は全国で106人で、4日連続で100人を超えた。厚生労働省によると、全国の重症者数は4日時点で877人で、4日連続で前日より減少した。

 埼玉県は、これまでに感染が確認されていた11人について、英国で報告された変異ウイルスへの感染が判明したと発表した。いずれも英国の滞在歴はなかった。このうち10人は、同じ施設に通う人を含む10歳未満の男女6人と、その保護者や職員の40~60代の男女4人。厚労省は、変異ウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したとみている。県は「子どもの特定を防ぐため」として、施設の種類を公表していない。この10人の濃厚接触者は計61人いるという。県内の変異ウイルスの感染者は計22人となった。

 東京都は577人の新規感染を確認したと発表。5日までの1週間平均は619・7人となり、1週間前の3分の2程度となっている。一方、22人の死亡が確認され、死者数は4日続けて20人を超えた。

 大阪府では209人の感染を確認。このうち49人は、守口市内の中学校や豊中市のこども園など4カ所で確認され、府はクラスターとみている。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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