コロナ禍でもすくすく、うとうと 丸々アザラシ赤ちゃん

 臨時休館中の浅虫水族館(青森市)で、4月11日に生まれたゴマフアザラシのメスの赤ちゃんがすくすく成長し、クリーム色の毛がところどころ抜けて「ごま模様」が見られるようになった。

 同じ展示水槽内で過ごす母メイの母乳をしっかり飲んで、体つきが丸々としてきた。最近は1日2キロ弱のペースで体重が増え続け、4月14日に約11キロだった体重は、5月1日には約34・6キロと3倍以上になった。

 母乳を飲んでうとうとしたり、母を追いかけて泳ぎ回ったりと元気な様子に、飼育担当の加藤愛さん(24)は「毎日の成長が驚きです。こういう異例の状況でうれしいニュース」。離乳したらエサを食べる練習を始めるといい、「毛が抜けても幼さはまだまだ残っていてかわいいので、人気者になってくれると思う」と話した。

 同館は新型コロナウイルスの影響で臨時休館中。アザラシの成長を写真や動画で紹介している同館のスタッフブログはHP(http://asamushi-aqua.com/)やツイッターで閲覧できる。(吉備彩日)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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