コロナ禍の中学受験どうなる? 最大の敵は「親の不安」

塾が教えない中学受験必笑法:おおたとしまさ

 新型コロナウイルスが中学受験にも大きな影響を与えています。学習塾では授業も模試も行えないし、そもそもこの状況が長引いたら、例年通りに入試が実施できるのかさえわかりません。4月17日には文部科学省が、大学のAO入試や推薦入試について募集の時期を遅らせる必要があるとの見解を示していますし、秋入学なんて話まで出てきました。

 4月現在、中学受験塾では、一斉に映像授業を配信するケースと、各担当講師が生徒たちとつながってリアルタイムの双方向授業を行うケースとがあるようです。現時点で前者の形式をとっている塾であっても、この状況が続けば、後者のやり方に移行していくでしょう。

 模試は今後、自宅受験になる流れです。いい点数を取ろうと思ったら、いくらでもズルができます。もちろんそこでズルをしても受験生には何の意味もありませんが、データとしてはさまざまなノイズが混入するでしょうから、偏差値の精度は落ちるかもしれません。

今回はGW特別編。コロナ禍の中学受験はどうなるのか?親はどうすればいいの?読み解いていきます。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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