コロナ禍の人間ドック、受ける?延期する? 迷う判断

 新型コロナウイルスの流行が収束せず、人間ドックを実施する医療機関では検査の縮小が続いている。健康を守るうえで人間ドックは重要だが、いまは感染予防を優先し、受診しない方がいいのだろうか。

 人間ドックの役割は二つある。一つは高血圧や糖尿病(2型)などの生活習慣病を予防すること。もう一つはがんなどの重大な病気を早期に見つけて治療につなげることだ。

 1954年、日本で早くから人間ドックを導入した病院の一つとして知られる聖路加国際病院(東京都中央区)。付属クリニック予防医療センターでは、4月の緊急事態宣言を受けて5月末まで人間ドックを休止。検温や問診、消毒、マスク・防護具の着用、「3密」を避ける対策を徹底して6月から再開したが、一部の検査は中止したままだ。

 その一つが息を大きく吸ったり…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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