コンビニおでん、終わりなき改善 いまだ実現できぬ具も

 専門店があり、洋風居酒屋でも出されて、コンビニの定番。地域性を残す家庭料理で、B級グルメとしても人気。こんな日本料理、他にあるだろうか。歴史をひもとくと、いつの時代も暮らしの中にあるおでんの存在感が浮かび上がる。

後半では「好きなおでんの種」と「前の年の秋冬で食べた鍋料理」のランキングを紹介しています。1位はやっぱり……。

コンビニおでん、危機の要因

 「コンビニおでん『曲がり角』」「冬の定番はこのまま店頭から消えてしまうのか」――。この冬、コンビニおでんの危機を伝える話題がメディアをにぎわせた。おでんの販売をやめたり、縮小したりするコンビニが現れたためだ。

 大手コンビニによると、その理由は主に二つある。一つは、オペレーションの負荷だ。おでんは、具材を追加する、つゆを足す、店によっては店員が注文を受けてカップに取る、といった手間がかかる。立地によっては、人件費を回収できないところもあるという。そもそも人手が足らず、そこまで手をかけられない店もある。

 もう一つは、食品ロスへの配慮…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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