コンビニ店員刺殺、男は自殺 別れ話もつれ警察に相談 宇都宮(産経新聞)

 12日午後4時35分ごろ、宇都宮市陽東のコンビニエンスストア「ローソン宇都宮陽東四丁目店」で、同店のアルバイト店員、本名(ほんな)麻里さん(45)=同市御幸町=が店に入ってきた男に刃物で刺された。その後、男は自分も刺し、2人とも搬送先の病院で死亡が確認された。男は職業不詳の川田広幸容疑者(41)=同市中央。栃木県警によると、2人は過去に交際していて、本名さんは事件前に2度、別れ話のもつれを県警に相談していたという。  県警捜査1課によると、本名さんは店のカウンター内で接客中で、川田容疑者に刃物で胸を刺された。川田容疑者はカウンター内に侵入しようとしたが別の店員に制止され、直後に自分の腹を複数回刺したという。同課は容疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検する方針。  県警人身安全少年課によると、2人は昨年春から交際。しかし9日に本名さんから「(川田容疑者から)今から家に行くといわれ、怖い」と110番通報があり、事件前日の11日にも「別れたと思ったが連絡がくる」と県警宇都宮東署に相談があったという。  県警によると、同署はストーカー規制法に基づく対応を説明したが、本名さんが警察による積極的な対応を希望しなかったため、自宅や職場のパトロール強化などにとどまったという。同課は「被害者の意向に沿って対応したと認識しており、問題があったとは考えていないが、このような結果は非常に残念」としている。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

Japonologie:
Leave a Comment