ゴーン被告の逃亡助けた容疑 米政府が親子を引き渡しへ

 日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告(66)の海外逃亡を助けたとされる米国籍の親子2人について、米国の国務省が、11月3日(現地時間)までに身柄を日本に引き渡す決定をし、日本政府に伝えたことが関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は引き渡しを受け次第、犯人隠避と出入国管理法違反幇助(ほうじょ)の疑いで逮捕する。

 親子は、米軍の特殊部隊「グリーンベレー」元隊員マイケル・テイラー容疑者(60)と息子のピーター容疑者(27)。2人は別の男と共に、会社法違反などの罪で起訴後に海外渡航禁止の条件で保釈中だったゴーン元会長の逃亡を計画。2019年12月29日、音響機器用の箱に元会長を隠すなどし、関西空港からトルコ経由でレバノンに逃亡させた疑いが持たれている。

 特捜部は1月に逮捕状を取得。…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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