サザン「聖地」で無観客ライブ配信「未来に希望の光を」

 サザンオールスターズがデビュー42周年を迎える25日に、横浜市の横浜アリーナで無観客ライブ配信をする。所属するレコード会社ビクターが9日発表した。収益の一部を新型コロナ感染症の治療や研究にあたる医療機関に寄付する。

 配信は午後8時から約2時間半の予定。「GYAO!」や「ABEMA」、「LINE LIVE」など八つのメディアが同時配信する。チケットは3600円で、各配信メディアで販売する。サザンとしては約1年ぶりのライブ。ふだんは最大1万7千人を収容する横浜アリーナでは、約30年前から年越しライブを開催しており、ファンは「聖地」と呼ぶ。

 桑田佳祐さん(64)は「他の多くの業界と同様、音楽、そしてエンタメ業界も今大変な困難にぶつかっています。完全に終息するまで、今後まだ長い戦いになることも予想されています」とした上で「エンターテインメントの未来に少しでも希望の光を灯(とも)せるよう、またファンの皆様やスタッフと一緒に心の底から笑顔になれる日が来ることを願い、精一杯(せいいっぱい)楽しいライブをお届けしたいと思います」とコメントした。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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