関西を拠点にした優れた報道活動を顕彰する「坂田記念ジャーナリズム振興財団」(赤木攻理事長)の第29回坂田記念ジャーナリズム賞が24日、発表された。
第2部門(国際交流・国際貢献報道)新聞の部では、朝日新聞大阪社会部の宮崎亮記者とコンテンツ編成本部による「サッカー・ミャンマー代表選手の保護要請から難民認定までを巡る一連の報道」が特別賞に選ばれた。亡命劇を独自取材で克明に描き、本人が肉声で語る音声媒体(ポッドキャスト)と組み合わせた「立体的報道」が評価された。表彰式は28日、大阪市北区である。
その他の受賞者と対象の報道は次の通り。
【第1部門(スクープ・企画報道)】新聞の部 京都新聞社「700万人時代 認知症とともに生きる」取材班=企画「700万人時代 認知症とともに生きる」▽読売新聞大阪本社「虚実のはざま」取材班=連載企画「虚実のはざま」▽放送の部 関西テレビ「となりのミライジン」取材班=ザ・ドキュメント となりのミライジン▽NHKスペシャル取材班=NHKスペシャル 銃後の女性たち~戦争にのめり込んだ「普通の人々」~▽同特別賞 三重テレビ放送ハンセン病問題取材班=ハンセン病問題の節目に際し、改めて偏見・差別の解消を訴える報道活動
【第2部門(国際交流・国際貢献報道)】放送の部 毎日放送「映像21いつか帰れる日まで」取材班=映像21いつか帰れる日まで~異国で願うミャンマーの民主化~
【東日本大震災10年復興支援坂田記念ジャーナリズム賞】新聞の部 河北新報社「東日本大震災10年取材班」=東日本大震災10年▽放送の部 岩手めんこいテレビ「奇跡と呼ばれなくなる日まで」取材班=奇跡と呼ばれなくなる日まで~震災10年 釜石の軌跡~
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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