タクシーのドアで自転車転倒 死亡事故起こしたとして運転手書類送検

山口啓太

 東京都目黒区で2月、自転車の60代男性が開いたタクシーのドアにぶつかって転倒し、後続の路線バスにはねられて死亡する事故があり、警視庁が、タクシー運転手の男性(30)とバス運転手の男性(49)の2人を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の疑いで書類送検していたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 事故は2月17日午後6時55分ごろ、目黒区下目黒の目黒通りで発生した。自転車の男性が路肩に停車中のタクシーを右側から追い越そうとした際に運転席側のドアが突然開き、ぶつかって転倒。後続の路線バスにはねられて死亡した。タクシーの運転手は客の荷物をトランクに載せるために外に出ようとドアを開けたという。

 警視庁は、タクシーの運転手はドアを開けたことで死亡事故を引き起こし、バスの運転手については事故を予測できたと判断したという。(山口啓太)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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