ドラム缶遺体事件、傷害致死罪で4人起訴 繰り返し暴行、肋骨折れる

 コンクリート詰めされたドラム缶から愛知県小牧市に住む男性(当時26)の遺体が見つかった事件で、男性の肋骨(ろっこつ)が複数骨折していたことが名古屋地検の調べでわかった。地検は男性が胸や腹に殴る蹴るなどの暴行を繰り返し受けて亡くなったと判断し、建築作業員勝田茂容疑者(51)=同市=ら4人を傷害致死罪で起訴した。

 他に起訴されたのは、横井秀哉(48)=同市=、小枝浩志(62)=名古屋市北区=、奥村博(49)=住居不定=の3容疑者。亡くなったのは内装業の平塚崇さん。

 地検によると、4人は2015年2月6日ごろ、津市内やその周辺で平塚さんの胸や腹を拳で殴ったり、足で踏みつけたりするなどの暴行を加えて傷害を負わせた。8日ごろには、この傷害によって小牧市内の勝田容疑者の自宅で死亡させたとされる。死因は呼吸不全などとみられる。

 捜査関係者によると、遺体は愛知県内でドラム缶に入れられコンクリート詰めされた上で、青森県弘前市の資材置き場に車で運ばれて遺棄されたという。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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