ノーベル賞の晩餐会、彩る料理と花 責任者「魂感じて」

 ストックホルムで10日午後(日本時間11日未明)、ノーベル賞授賞式に続いて、国王が参加する盛大な晩餐(ばんさん)会が開かれる。吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)ら受賞者を含む約1350人に、スウェーデンを表現するコース料理が振る舞われ、芸術的な花飾りが彩りを添える。

 料理は前菜、主菜、デザートの3品。約50人のシェフが4日かけて準備する。メインシェフのセバスチャン・ギブランドさん(31)は今年が初の大役。「名誉なこと。すごく光栄」と話す。ロンドンやパリのレストランで腕を磨き、国際的な料理コンテストでの受賞経験もある。

 メニューは当日まで秘密だが、スウェーデン産の食材で、野菜は根を含めてすべて使うなど、素材を生かした料理にするという。ワサビも取り入れる予定だ。「スウェーデンの味、私の魂を感じてほしい」

 花飾りの責任者は、5年連続と…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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