バス7台の帰国者、話が違う コロナ初期、医療者は奔走

 瞬く間に世界中に感染が広がった新型コロナウイルス。国内の感染初期に、現場はどう向き合ったのか。

 「4台ぐらい」と聞いていたバスの台数は、ふたを開けてみたら7台にのぼった。

拡大する中国・武漢からのチャーター便帰国者でウイルス陽性者の治療にあたった亀田総合病院=2020年6月29日午後3時45分、千葉県鴨川市、熊井洋美撮影

 1月29日夕。都心から離れた房総半島南東部にある千葉県勝浦市の「勝浦ホテル三日月」。中国・武漢からの帰国者を待っていた亀田総合病院(同県鴨川市)の大沢良介医師は「聞いていたのと違う」と焦った。

 「部屋が足りない」。だが、対…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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