パワハラ認定の前副町長、懲戒免職を取り消し 「処分が重すぎた」

 熊本県山都町は5日、職員へのパワーハラスメントがあったとして懲戒免職処分にした前副町長について、処分を取り消したと発表した。

 山都町によると、昨年12月に職員から前副町長によるパワハラ被害を受けたとの申し出があり、第三者調査委員会を設置。パワハラが認められ、総務課長ら町職員5人でつくる審査委員会が地方自治法施行規程に基づいて「免職相当」と議決したことから、8月26日付で懲戒免職処分とした。

 しかし、総務省から「地方自治法施行規程に基づく懲戒処分を行うには、議会の同意を得て選任された委員による懲戒審査委員会の議決を経なければならない」との見解が示され、改めて処分を検討。他自治体の事例に比べて免職処分は著しく重かったとして、停職または減給相当の処分が妥当だったと判断した。

 同施行規程は特別職に対する…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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