ヒグマ目撃が相次ぐ北海道・室蘭 「住宅街でこれほど…」広がる驚き

上保晃平

 北海道内でヒグマの出没が相次いでいる。室蘭市内では12日以降、市街地を中心に計8件の目撃情報が道警に寄せられた。道警幹部は「住宅街での目撃がこれほど続くのは珍しい」と驚く。

 室蘭署によると、12日午後10時35分ごろ、同市中島本町3丁目で車を運転していた目撃者から「東から西に熊が走り抜けるのを見た」と通報があった。目撃情報によると、中型の個体だったという。

 13日早朝までにさらに3件のヒグマの目撃があり、19日までの通報は計8件に上った。いずれもけが人はなかったが、署はパトロールを強化し、付近住民に警戒を呼びかけた。

 21日には道内各地でクマを目撃したとする通報があり、別海町旭川市などで少なくとも10件あった。道警は「目撃したら近寄らずに通報を」と呼びかけている。(上保晃平)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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