ビッグモーター元本社社員を起訴 川崎店前の街路樹伐採の罪で

 中古車販売大手ビッグモーター東京都)の街路樹伐採事件で、川崎店(川崎市)前の街路樹を伐採したとして、横浜地検は29日、当時本社勤務だった蒲原(かもはら)敏之容疑者(51)と同店の男性店長(33)を器物損壊罪で在宅起訴し、発表した。同店の男性従業員(42)については横浜区検が28日、同罪で略式起訴した。いずれも認否は明らかにしていない。

 起訴内容によると、2人は共謀のうえ2022年10月12日、同店前の歩道にある植樹帯のオオムラサキツツジ6本(11万円相当)をノコギリで切断し、損壊したとされる。

 法人としてのビッグモーターと3人は街路樹を伐採し、川崎市が管理する歩道を損傷したとして、道路法違反容疑でも書類送検されていたが、地検はいずれも不起訴とした。

 平塚四之宮店(神奈川県平塚市)前の街路樹を引き抜いたなどとする器物損壊と道路法違反容疑については、地検は蒲原容疑者と同店の従業員2人を不起訴とした。いずれも理由は明らかにしていない。(加藤美帆)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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