ビバホーム運営会社、下請法違反で勧告 無償で働かせる

 ホームセンター「ビバホーム」などの店舗で商品陳列作業を取引先に手伝わせたのは下請法違反にあたるとして、公正取引委員会は27日、運営会社のLIXILビバ(さいたま市)に対し、作業の対価を支払うよう勧告した。

 発表によると、同社は2017年10月~18年12月、ビバホームやスーパービバホームで販売する日用品や大工道具の製造委託業者43社に従業員の派遣を求め、商品棚の移動や商品の陳列などを無償でさせていた。派遣された従業員は延べ812人で、人件費や交通費、宿泊費を合わせると、作業の対価は約1千万円に上るという。

 同社は「再発防止に努める」などとコメントを出した。(中野浩至)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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