フェミニスト誌の編集長は高3女子 未来の仲間に届ける言葉は

アートマネジャーでドラァグクイーンの緒方江美/アフリーダ・オー・ブラートさんのコラム「VIVA LA VIDA!」。フェミニスト雑誌を創刊した高校生が性差別を考え始めた背景には、先生のこんな言葉があったそうです。

 この秋、10代女子のためのフェミニスト雑誌「RIOT(ライオット)」が創刊されました。

 編集長は、高校3年生の更級(さらしな)志織さん。編集からデザインまでひとりで担います。SNSで更級さんの活動を知り、10月に京都精華大学主催のゼミ「10代のためのフェミニズム」に講師としてお招きしました。

 RIOTは、10代に楽しくフェミニズムを伝えることを目的とした雑誌。学生でもできるフェミニズムアクションの提案や歴史、書籍や映画、世界で活躍するフェミニストたちの紹介といった記事で構成されます。女性差別の問題をシェアするなどSNSを活用したアクションの起こし方や、キーワード解説に加え、「あなたが差別された経験があること、周囲には安心して話せる?」と、未来の仲間をエンパワメントする言葉が投げかけられます。インターネットで販売した200部は即完売。10代の応募者には無料で配布され、売り上げは女性支援団体やNGOに寄付されました。

 担任の先生が発した「わんぱ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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