プリン界の天下統一をめざす ぎふ信長まつりで決定戦初開催

松永佳伸

 プリン界の天下統一じゃ――。「プリンの街」を掲げて岐阜でのろしが上がる。「ぎふ信長まつり」が開催される5、6日、岐阜市のJR岐阜駅前で、関連イベント「日本プリンアワード2022」が開かれる。天下人の信長にあやかり、プリンの日本一に名乗りを上げようと北海道から九州までの20店が集まる。

 出品されるのは、蒸しや焼き、硬めや軟らかめなど製法が様々なこだわりの逸品。サクラ、氷、砂……などといったご当地のイメージを重ねたプリンもある。

 順位は2日間の販売個数を基礎点とし、審査員10人の得点合計で決まる。上位3店には来年の大会への優先出場権が与えられる。

 今回のイベント向けに用意された「野菜の苦手な子どもたちのために作ったAI(愛)プリン」や「地産地消プリン」も販売する。

 岐阜市で洋菓子店「プルシック」を営む所浩史さん(62)がイベントを企画した。同店は「パステルのなめらかプリン」で知られる。「プリンを活用した食育や地産地消を進めながら、岐阜を日本一のプリンの街にしていきたい」(松永佳伸)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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