メーカーのSEだった私、50代で踏み出したセカンドキャリア

 長年勤めた会社が早期退職の募集を始めた。退職金は上乗せ、転職サポートもあるけれど――。終身雇用が崩れるなか、セカンドキャリアへ踏み出すかどうか、迷いや不安を感じる人もいるのでは。大手企業の社員だった菱ケ江(ひしがえ)均さん(56)=福岡市=は3年前、ベンチャー企業に転職し、働きがいと収入を両立させたという。成功のポイントを聞いた。

 菱ケ江さんは大手メーカーで約30年、システムエンジニア(SE)や内部監査情報セキュリティーを担当した。部署の再編が進み、「働きがいを感じる仕事はできないかもしれない」と感じ、52歳で早期退職に応募した。

 転職先は、2003年創業…

この記事は有料会員記事です。残り817文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment