ラグビートップリーグ、今季中止を決定 残り全42試合

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ラグビーのトップリーグは23日、今季の残り試合すべてを中止すると発表した。対象は4月4日から5月9日までの42試合で、リーグは不成立となり、順位が確定しない。

 同リーグによると、主に次の三つの観点から中止を決定したという。①観客や選手、関係者の健康と安全の確保②自国民に帰国を呼びかけたニュージーランドや豪州などの選手が多数帰国すること③全チームが企業チームのため、選手やスタッフに感染者が出た場合に企業に与える影響が大きい、という点から判断したという。

 今季は昨年秋のワールドカップ日本大会を受けて例年より遅い1月に開幕。2月末から新型コルナウイルスの影響のため延期したほか、3月分の試合は日野の外国人選手がコカイン使用容疑で逮捕されたのを受け、中止となっていた。

 上位4チームが出場する予定だった5月の日本選手権の出場チームについては、別の決定方法を検討するとしている。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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