ラピュタ・ミッドガル…海なし県なのに工場夜景が魅力 群馬の3カ所

 昼間の無機質な姿とは打って変わって、夜はまるでSF映画近未来都市のように幻想的な輝きを放つ。大規模な工場群がある横浜や川崎などでは工場夜景クルーズもあり、レジャーやデートの定番のひとつになっている。

 工業地帯は、海路が使えて冷却水を調達しやすい臨海部に多い。夜景写真家として国内外2500カ所以上で撮影してきた岩崎拓哉さん(43)によると、工場夜景の名所も川崎市北九州市、三重県四日市市など海沿いがほとんど。岩崎さんが運営する工場夜景スポットの紹介サイトでも、国内23エリアのうち22を臨海部が占める。

 その中で「穴場」とされ、唯一、海なし県で取り上げられているのが群馬だ。群馬県安中市にある東邦亜鉛安中製錬所と信越化学工業の磯部工場、太田市の西部工業団地の三つは、愛好家の評価も高いという。

景色にも個性があって「身近で独特」

 首都圏近郊で日本の中央にある群馬は物流網が発達しており、製造業が盛んで工場が多い。経済産業省がまとめた2022年の工場立地動向調査では、企業が工場などを建てるために用地を確保した「立地件数」で、群馬は全国6位。夜景としては、海がないため臨海部に集中する工場群のスケールには劣るが、岩崎さんは「多様な工場がある中で、個性が光るのが安中と太田の3カ所」と話す。

 岩崎さんはさらに「私が知る…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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