ワシントンDCの感染者は牧師 教会を訪れた数百人に自宅待機を要請(スポニチアネックス)

 米国の首都ワシントンDC(コロンビア特別区)で初めて確認された新型コロナウイルスの感染者(50代の男性)が、教会の牧師だったことが9日になって判明。AP通信が報じているもので、ミュリエル・バウザー市長(47)はこの牧師がいた教会を2月28日から3日3日にかけて訪れた数百人に対して、教会にいた日から換算して2週間の“自宅待機”を要請した。

 「Christ・Church・Georgetown」と呼ばれているこの教会はジョージタウン大のキャンパス近くにあり、ホワイトハウスからは2キロ弱。NBAウィザーズとNHLキャピタルズが本拠地として使用しているキャピタル・ワン・アリーナからは西に3キロの位置にある。

 ワシントンDCではポトマック河畔での「桜祭り」を20日から予定通り開催する予定だが、市当局では感染者の出現で観光客が減少するのではないかと見ている。なおワシントンDCで感染したとみられる50代の男性は2人で、牧師以外の1人はナイジェリアからの渡航者。同市内にある親族の家を訪れたあと隣接するメリーランド州で感染が確認された。これを受けてこの渡航者と同じ家にいた3人が検査を受けたがいずれも陰性。そのうちの1人が勤務していた高校は閉鎖され、消毒作業が行われた。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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