一力八段が1敗堅持、井山棋聖を追う 囲碁名人戦リーグ

 芝野虎丸名人への挑戦権を争う第45期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は6日、一力遼八段―羽根直樹碁聖戦が名古屋市の日本棋院中部総本部で打たれ、午後8時13分、一力が128手で白番中押し勝ちした。これでリーグ成績を6勝1敗とし、6戦全勝の首位井山裕太棋聖を星一つ差で追走している。挑戦者争いは井山、一力の2人に絞られており、月内に打たれる井山―張栩(ちょうう)九段戦で井山が勝ってもリーグ優勝は決まらず、挑戦者レースの決着は8月最終ラウンドまでもつれ込む。

 羽根は2勝5敗となり、リーグ残留が厳しくなった。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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