三幸製菓の工場火災、出火は清掃開始の時間帯か 5人の死亡確認

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緑川夏生、高橋俊成、西村奈緒美

【動画】新潟県村上市の三幸製菓荒川工場で発生した火災現場=目撃者提供

 新潟県村上市の菓子工場でアルバイト清掃員ら5人が死亡、1人が行方不明となった火災で、米菓メーカー「三幸製菓」(本社・新潟市北区)は12日、広報担当者が電話取材に応じ、「ご迷惑をおかけし、大変申し訳ありません」と陳謝した。

 同社は、塩味のせんべいに砂糖蜜をかけた「雪の宿」が主力商品で、ほかにも、薄焼きせんべいにチーズクリームとアーモンドを載せた「チーズアーモンド」や、ソフトせんべいの「ぱりんこ」などの商品を製造している。

 同社ホームページによると、火災があった荒川工場は、新潟県内に三つある同社の工場の中で最大規模で、敷地面積は7万7829平方メートル。1982年に第一工場が操業を開始し、86年から稼働した第二工場を92年には2倍に拡張したという。

 広報担当者によると、出火したのは、荒川工場内の「F棟」と呼ばれる建物で、あられやせんべいの生地作りから包装まで一貫して生産をしているという。

 11日午後11時45分ごろ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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