不法出国、偽証…ゴーン被告審理見通し立たず 検察「いつか絶対に」(産経新聞)

 カルロス・ゴーン被告が昨年末、レバノンに逃亡し、「主役不在のむなしい裁判」(検察幹部)となったグレゴリー・ケリー被告らの初公判。事件のハイライトともいえるゴーン被告による特別背任事件など一連の審理は、ゴーン被告の逃亡によって見通しはまったく立っていない。  ゴーン被告は報酬過少記載事件のほか、オマーンやサウジアラビアの知人側に日産資金を不正に支出したとされる特別背任事件などでも起訴された。昨年末にゴーン被告が逃亡すると、東京地検特捜部は1月、入管難民法違反(不法出国)容疑でゴーン被告の逮捕状を取った。さらに特捜部は同月、「オマーンルート」の証人尋問で虚偽証言をしたとして、偽証容疑でゴーン被告の妻、キャロル・ナハス容疑者の逮捕状も取得した。  ある検察幹部は「ゴーン被告は帰ってこないと諦めている検事は一人もいない。いつか絶対(法廷に立たせたい)と思っている」と話した。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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