世田谷一家殺害、88歳母が墓参「元気なうちに逮捕を」

 2000年12月、東京都世田谷区の会社員宮澤みきおさん(当時44)一家4人が自宅で殺害された事件で、みきおさんの母の節子さん(88)が30日、一家が眠る埼玉県新座市の墓を訪れ、手を合わせた。事件は未解決のまま、まもなく発覚から19年となる。

 この日、節子さんは墓前に花と線香を手向け、雨が降る中、そっと手を合わせた。「一日一日は長いが、19年が経ってみると早いと感じる。(自分が)元気なうちに犯人を捕まえてほしい」と話し、犯人に向けて「来年で20年になる。もう自首してもいいのでは」と訴えた。

 00年12月31日午前、みきおさんと妻泰子さん(当時41)、長女にいなさん(同8)、長男礼君(同6)が自宅で殺害されているのが見つかった。犯行は同30日深夜以降とみられている。情報は警視庁成城署捜査本部(03・3482・3829)へ。(滝口信之)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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