中学生の肩にサル 福岡市の山付近で被害、先週から少なくとも5件

 7日午後1時半ごろ、福岡県那珂川市西隈3丁目の放課後等デイサービス敷地内で、「サルから中学生の女の子が襲われた」と110番通報があった。女子生徒にけがはなかった。先週から付近ではサルの出没が相次いでいて、県警が注意を呼びかけている。

 県警春日署によると、敷地の屋外で中学2年の女子(14)がおしぼりを載せたトレーを持って職員と歩いていたところ、サルが肩に飛びかかり、生徒のTシャツの肩付近に穴があいた。サルは敷地外に逃げた。目撃者は、大きさ70~80センチほどだったと話しているという。

 この日は午前9時ごろと午後0時45分ごろにも、1~2キロほど離れた場所で、「サルが出た」との通報があったという。先月28日には隣接する福岡市南区で50代女性や登校中の小学生が、同30日には那珂川市で5歳児と4歳児が、それぞれサルにかまれる被害にあった。現場は、いずれも福岡市南部の油山のふもとに位置している。(福井万穂)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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