九州~北陸の日本海側、9日にかけ警報級大雨の恐れ 梅雨前線が停滞

宮野拓也

【動画】梅雨前線の影響で西日本を中心に大雨=日吉健吾撮影

 活発な梅雨前線の活動で8日、島根県で線状降水帯が発生するなど九州北部から中国、北陸の日本海側を中心に大雨が降った。前線はしばらく日本付近に停滞する見通しで、特に9日にかけて雨量がかなり多くなる見込みだ。

 気象庁によると、前線は日本海を通って日本の東に延びている。南から湿った空気が流れ込んだため、松江市では8日午後6時20分までの24時間で221・5ミリの降水量を観測し、新潟県村上市で146・5ミリ、鳥取県境港市で145・5ミリだった。9日も北陸、東海、中国、九州北部で警報級の大雨となる可能性が高い。

 9日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で、九州北部250ミリ▽北陸、東海180ミリ▽関東甲信、中国150ミリ▽東北、近畿120ミリ。気象庁はこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるとして、土砂災害などに厳重な警戒を呼びかけている。(宮野拓也)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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