争点は「殺意」と「責任能力の有無・程度」神戸高2刺殺、7日初公判

 神戸市北区の路上で2010年10月、高校2年の堤将太さん(当時16)が刺殺された事件で、事件当時17歳だった愛知県の無職の男(30)の裁判員裁判について、神戸地裁は2日、主な争点は殺意の有無と、刑事責任能力の有無や程度になると発表した。

 同日で公判前整理手続きが終わり、初公判は今月7日、判決は23日の予定。

 神戸地検は、21年8月の逮捕後、事件当時の精神状態を調べる鑑定留置を実施。その結果をふまえ、刑事責任能力を問えると判断して22年1月、殺人罪で起訴した。

 起訴状によると、男は10年10月4日夜、北区の路上で堤さんの体を折りたたみ式ナイフで何度も刺し、失血死で殺害したとされる。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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