事件後、被害者名義のネットカフェ会員証 奈良放火殺人

 奈良県橿原(かしはら)市の集合住宅の火災で同県桜井市の山岡直樹さん(28)の遺体が見つかった放火・殺人事件で、事件後に山岡さんの名義で福岡市内のインターネットカフェの会員証が作られていたことが、捜査関係者への取材でわかった。何者かが来店し、山岡さんの運転免許証を示して会員登録したとみられ、県警が事件との関連を調べている。

 ネットカフェのホームページによると、繁華街にあるこの店は24時間営業で、2千~3千円程度で半日から1日過ごせる。新規入会にはスマートフォンで事前登録が可能で、来店時に運転免許証や健康保険証などで本人確認をするとしている。

 県警や捜査関係者によると、火災は11月25日未明にあった。この部屋に住む男性会社員(20)と連絡が取れなくなっている。火災前日の24日朝には、男性会社員の銀行口座から現金二十数万円が橿原市内のATMで2回に分けて引き出されていた。県警は男性会社員の行方を捜している。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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