事務所内定の女子大学生の体を触った疑い 弁護士の男を逮捕、否認

増山祐史

 弁護士事務所に内定した女性の体を触ったとして、警視庁は東京都港区の「はるかぜ総合法律事務所」代表で弁護士の渡部孝至容疑者(43)=東京都文京区大塚1丁目=を強制わいせつ容疑で逮捕し、26日発表した。「逮捕された事実の行為は全くしておりません」と否認しているという。

 愛宕署によると、渡部容疑者は昨年3月19日午前2時半ごろ、同事務所の応接室で、20代の女子大学生の体を触るなどした疑いがある。

 女子大学生は当時、事務所の事務員として働くことが決まっていた。渡部容疑者は、前日の3月18日、歓迎会として女子大学生と2人で飲食した後、「移転した新しい事務所を見学しに行こう」と事務所に誘っていたという。

 女子大学生は署に対し、「法律の仕事に憧れていた。帰宅したかったが、内定を取り消されるのが怖くて事務所までついていった」と話しているという。(増山祐史)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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