自民党派閥の政治資金パーティー収入をめぐる事件を受け、衆院福岡4区選出で、志帥会(二階派)に所属する宮内秀樹議員は21日、福岡県古賀市の事務所で記者会見を開き、2019年から22年までの政治資金収支報告書に計161万円分の記載漏れがあったと明らかにした。自身が代表を務める資金管理団体「秀明会」の収支報告書を18日に修正したという。
宮内氏の説明によると、19年に16万円、20年に26万円、21年に21万円、22年に98万円を、それぞれ志帥会から受け取っていた。
昨年末に宮内氏が事務所に確認し、記載漏れが判明。「過去には(パーティー券の販売)ノルマが達成されなかったことなどもあり、秘書が将来を心配し、不足が生じないように保管していた」と説明した。不記載分は東京の事務所に現金で保管していたという。
会見で、「不記載分はキックバックか」と問われた宮内氏は、「キックバックという表現は控えたい。記載漏れがあったので、寄付として改めて受け入れたということ」と話した。
二階派は過去5年間で約2億…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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