五輪マスコットで実態ない「販売促進」契約か 色、形…条件の緩和も

 東京五輪パラリンピックをめぐる汚職事件で、公式マスコットのぬいぐるみを製造・販売した「サン・アロー」が、大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で再逮捕=のゴルフ仲間が代表だった休眠会社と、ぬいぐるみの販売促進を名目にした業務委託契約を結んで約700万円を送金していたことが、関係者への取材で分かった。

 東京地検特捜部は、休眠会社に業務実態はなく、委託契約を装って高橋元理事への賄賂という意図を隠したとみて調べている。

 関係者によると、サン・アローは2017年秋、大会マスコットのぬいぐるみのライセンス契約を組織委に申請した。同社の前社長や社長は18年3月に高橋元理事のコンサル会社「コモンズ」を訪れるなどし、契約の後押しを依頼した。

 翌4月、サン・アローは高橋元理事のゴルフ仲間の知人が代表だった休眠会社と、業務委託契約を締結した。名目は販売促進で、ぬいぐるみの売り上げに応じて一定の手数料を支払う内容だったという。

 同年6月、サン・アローは組織委とライセンス契約を結び、翌7月から「ミライトワ」「ソメイティ」のぬいぐるみ発売を始めた。休眠会社には同年10月~21年4月に計約700万円を送金し、特捜部はこれを元理事への賄賂と認定した。

ミライトワ&ソメイティ 色、形に可愛らしさも…厳しい審査条件

 サン・アロー側は、ぬいぐる…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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