五輪観客の有無「決断の日来る」IOC、開催姿勢崩さず

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は21日、オンラインで開いたIOC委員との非公式会合で、新型コロナウイルスの影響で開催に懐疑論が出ている東京オリンピック(五輪)について、「日本の総理(菅義偉首相)はやると言っている。(小池百合子)都知事、大会組織委員会なども同じ。やる、やらないの議論はありえず、どうやれば開けるかについて質問を受け付けたい」と発言し、7月23日開幕の予定通りに開催する方針を改めて示した。関係者が明らかにした。

 会合では、アスリート代表の欧州の委員から「家族が大会観戦に行きたいという声もある。観客を入れるのか、無観客なのか早めに知らせてほしい」との質問が出て、東京大会の準備を統括するコーツ調整委員長が「現時点で東京は観客を入れて開きたいと言っている。でも、いつか、決断しなければいけない日が来ると思う」と答えたという。

 IOCは日本側に対し、観客数について複数のシナリオを想定するよう要請しているといい、政府、東京都、大会組織委員会は「上限なし」「50%」「無観客」の3案を想定している。政府は新型コロナの感染状況に応じて、3月末に最終判断する方針。

 また、バッハ会長は「安心・安…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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