五輪開会式「きらびやかなものから変化」コンセプト発表

 東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の中村英正運営統括は14日、東京・国立競技場で23日夜に行われる五輪開会式の演出について「きらびやかなものからコンセプトを愚直に伝えるものに変化した」と述べた。

 組織委はこの日、パラリンピックを含む開閉会式4式典共通のコンセプトを「Moving Forward(前を向いて生きる力)」と発表。五輪開会式は「United by Emotion(感動でつなぐ力)」、閉会式は「Worlds we share(多様な世界の共有)」がコンセプトになる。

 また、演出を統括するエグゼクティブプロデューサーをリオデジャネイロ五輪閉会式の引き継ぎ式などに関わった日置貴之氏、聖火台制作はデザイナーの佐藤オオキ氏が務めると発表した。

 開閉会式の演出を巡っては昨年末、狂言師の野村萬斎さん(現アドバイザー)率いる7人のチームが解散。パラリンピックの担当だったクリエーティブディレクターの佐々木宏氏に権限を一本化していた。しかし佐々木氏は今年3月、出演予定だったタレントの容姿を侮辱するようなメッセージを演出チームのLINEに送った責任をとって辞任した。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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