京アニの第1スタジオ、年明けに解体へ 放火現場

【動画】解体が決まった京都アニメーション第1スタジオ=佐々木崇暢撮影

 京都アニメーションが、放火殺人事件の現場となった第1スタジオ(京都市伏見区)の解体を来年1月から始めることがわかった。23日に地元住民への説明会を開き、明らかにした。住民らによると、工事は4月までかかる見通し。跡地の利用は今後、住民らと協議を重ねて検討するという。

 第1スタジオは、鉄筋コンクリート造り3階建て。事件後、第1スタジオはがれきやほこりなどの飛散を防ぐため、1階部分がフェンスで覆われた。25日から2、3階も含めた建物全体を覆うフェンスの拡張工事を始め、来年1月から解体工事を始める。説明会では解体に反対する意見は特に出なかったという。

 解体後の跡地の利用については、説明会でも「未定」とされ、今後、住民や遺族らと協議して決める方針。10月に会見した八田英明社長は「大事な建物がああいう形で見えるのは、ほんとうに心が痛い」と述べ、第1スタジオを解体する考えを示していた。(向井光真、高嶋将之)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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