人事介入受けた「空港施設」社 社長の取締役再任案、株主総会で否決

有料記事

前田健汰 笹山大志

 国土交通省OBらによる人事介入問題が今春発覚した東証プライム上場の「空港施設」の株主総会が29日あり、経営側が提案した取締役候補9人のうち、乗田俊明社長(65)の取締役再任案が否決された。残り8人の案は可決された。

 同社は株主総会後、取締役会を開き、後任の社長人事を検討している。広報は「取締役会で人事が決まり次第公表する」としている。

 乗田氏は日本航空(JAL)出身で、国交省系のOBが長年就いてきた同社社長に、初の民間出身者として2021年6月に就任していた。

 同社では、21年に取締役だ…

この記事は有料記事です。残り205文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment